初めまして、イラストレーターの森野 七緒子と申します。
この度はブログ併設型イラストサイトを始めることにしまして、第一回目はこのサイトを通じて今後どのように活動していくか、またなぜ情報発信にイラストを使った方が良いのかなどを自己紹介も交えてまとめようかと思います。
そもそもなぜイラストを情報アピールするのに推すのか?
イラストじゃなくても写真でも良いんじゃない?と、もちろん写真も立派な宣伝材料の一つだと思っています。
ただ写真とイラストの違いって「柔らかさの表現力」が全然違うということだと感じています。
影って濃ければ濃いほど現物感が増してスタイリッシュに、明るければ明るいほどふわっと柔らかい印象になりますよね。
影が濃いほどリアルな印象を与えるのは写真でもイラストでも同じですが、明るさの場合だと仕上がり方はまるで違います。
写真は光が当たるほど反射して一部が見えなくなり色も白に近い状態になっていきますが、イラストは影の表現をしなければどんな形・色をしているかを明るい表現のまま崩さないで伝えることが出来ます。
そしてその分かりやすく伝えることが「シンプルで親しみやすく」という当方のコンセプトに最適なのです。
このサイトでは「カットイラスト」を主体とした制作販売をしておりますが、誰もが受け入れやすいシンプルさを追求する為に必要最低限の色味で表現するようにしています。
複雑な状態でなくても形を捉えていれば伝わりやすいのがイラストの長所なのだと私は思います。
使用する色が少ないほどシンプルに仕上がりますが、そのことが文章と一緒に表現するカットイラストには最適です。
このサイトでイラストを依頼して得るメリットとは?
先程も言いましたが、このサイトではカットイラストを主体に活動しております。
カットイラストって挿絵のように一枚のスペースでその世界観を表現するのとはまた違い、文章内容の手助けをするツールとして欠かせないものだと思っています。
フリーイラストを使用するというのも当然ありですが、「使えそうなんだけどもうちょっと色が違ったらなぁ」とか「ポーズが微妙に合ってない」など自分が探しているものとは違うっていうことはありませんか?
依頼という形でしたらご希望のキャラクターデザインやポーズを指定したりとお好みでカスタマイズすることが出来ます。
その中でもこのサイトでは子供から大人まで、幅広い年代でも受け入れやすい絵柄にて納品するようにしています。
特に子供向けに力を入れておりますが、それは子供に分かりやすく内容を伝えるのに最適だという「イラスト」の必要性が感じられるからです。
小学校や中高生の時に使っていた教科書や教材にはカットイラストが使われているものがたくさんありましたが、中でも歴史や社会の教科書では解説などの役割として多く見かけられました。
実際それで「何て書いてあるんだろう?」と興味を持ち「なるほど」と理解も出来たので、複雑な内容でも分かりやすく表現出来るイラストに改めて魅力を感じた瞬間だったと思います。
そしてそれは子供向けに特化したものに限らず、大人をターゲットにした販促物や宣伝物でも同じだと思っています。
良い文章が書かれていてもイラストだけが悪目立ちしてそれを潰してしまう、ということにならないように
あくまで伝えたい情報を知るきっかけとしてカットイラストをぜひ活用していただきたいです。