デジタルイラストご依頼の時に伝えてほしいこと!これを掲げれば円満でスムーズな契約へ

こんにちは、イラストレーターの森野 七緒子です。

ここはブログ併設型のイラスト依頼サイトとなっております、詳しくはホームにてご確認いただけます様お願いいたします。

前々回のブログにて「デジタルイラスト」について触れましたが、今回はその続きを話していきたいと思います。

デジタルイラストを依頼する時に伝えてほしいこと

いざイラストを依頼するってなったとしても、「RPGのようなカッコいい雰囲気でポスター絵を描いてほしい!」というようなざっくりとした情報だけではイラストレーターにその意図は伝えられません。

ご依頼される方は明確なビジョンがあってそれを現物化するイラストをご所望のはずですから、ぜひともそのことを詳しくお伝えしていただきたいのです。

私達イラストレーターはご依頼人様が望むイメージを具現化して、広告塔としてのお手伝いをさせていただくことが仕事なので、納得のいかない成果物では意味がありません。

このようなことを表現してほしいという具体的な内容や目的をお伝えしていただくことにより、こちら側としてもその意図を汲んで制作に臨み短期間で仕上げることも可能となっていきます。

ではどのようなことを伝えれば良いのか?

当方が特にお伝えしてほしいのはこちらの6つになります。

イラストの用途・サイズ・解像度・印刷目的かweb目的か・データ形式・ご予算

では1つ1つその理由についてご説明させていただきます。

「イラストの用途」

こちらについては先程もお伝えした通りとなります。

「何のために?」、「このイラストを利用してどのような内容をお相手様に届けたい?」、「可愛らしくなのか、シンプルなのか、スタイリッシュになのか?」、「全体の色のイメージは?」、「人物メインなのか、背景メインなのか?」などなど、ご依頼人様が思い描いているはずのビジョンを細かくお伝えしていただきたいのです。

そうすればよりご希望に合った成果物へと取り組むことが出来ますので双方が納得のいく作品が出来上がります。

「サイズ」

これは必須事項なのはもちろんなのですが、イラストレーターとしては避けてほしいのは極端な大きさへと成果物を拡大・縮小するといった行為です。

承知の上でということなら問題はありませんが、画質が劣化してしまう可能性が大きいからです。

多少なら大丈夫かと思いますが、大きくサイズが変更されれば納品した時点での画質維持は難しく、ご納得いただけるものからは遠ざかるかと思います。

そのようなトラブルを避ける為にも、使用用途に合わせたサイズをご提示していただきたいのです。

「解像度」

こちらも可能な限り提示していただきたい内容となります。

使用用途によって解像度の大きさは変わっていきますが、解像度が高いほど画質の鮮明さがはっきりと出るようにもなります。

ただ使用目的の媒体によってはそこで設定された解像度に合わせて、納品した成果物が扱えなくなる可能性がございます。

納品した成果物の解像度が、使用目的の媒体の解像度よりも小さい場合、扱うことすらも出来ない可能性がございます。

またその逆の納品した成果物の解像度が、使用目的の媒体の解像度よりも大きい場合、使用は可能ですがサイズが縮小されてしまい全体のクオリティは劣化する可能性がございます。

使用用途に合わせてそちらに見合った解像度のご提示をお願いさせていただきたいのです。

「印刷目的か・web目的か」

こちらは色味の関係上とても大切なこととなります。

イラストでは、印刷用とweb用とそれぞれ「カラーモード」という色の表示設定が異なるのですが、印刷用では「CMYK」、web用では「RGB」という設定で制作するようになっております。

この設定をきちんと定めておかなければ出来上がり具合が全く違うことになるくらい重要なことなのです。

1枚のイラストをHP用とパンフレット用に使い回したいという内容を目にしたことがございますが、当方では推奨いたしません。

色の仕上がりに大きく差が出てしまいますので、そうならない為にも最初からご提示いただきたいのです。

「データ形式」

こちらは納品する際の形式ですが、当方では「JPEG、PNG、Photoshop、illustrator」での納品形式をご希望の内容に沿って提示するようにしております。

ただし「Photoshop、illustrator」に関しましては、レイアウト対策としてメインイラストと背景のレイヤー分けをする場合はございますが、基本レイヤー統合済にて納品するようにしております。

「ご予算」

可能な限りご提示いただけますと当方としてもお見積りすることが容易となりますので、ぜひご協力のほどをお願いしたい項目となります。

以上の内容がご依頼の際にはぜひお伝えしていただきたい内容となります。

双方が納得のいく作品作りの為にも、あらかじめ詳しい内容をご提示いただけら後々問題が生じる可能性も少なくなります。

ご依頼の際には、今回の内容をご参考にしていただけましたら幸いです。

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